【地震対策で本当に役立った備蓄まとめ】意外と役に立つものも紹介

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地震の備えは「基本の備蓄」と「意外と役立つ備蓄」の2段階で考えると失敗しない

いきなりですが、結論からお伝えします。

地震対策の備蓄は、「基本の備蓄」「意外と役に立つ備蓄」の2つに分けて準備するのが、いちばん失敗しない方法です。

「水と食料さえあれば大丈夫」と思っていませんか?実は私自身、大きな地震を経験するまでは、そう思っていました。でも実際に被災してみると、教科書的な備蓄品だけでは足りないことに気づかされたのです。

この記事では、実際に大地震を経験した私が、

  • 「本当に助かった基本の備蓄」
  • 「思ってもみなかったけど、あって本当に良かった備蓄」

の両方を、中学生でもわかるように、やさしい言葉で解説していきます。難しい専門用語はできるだけ使わず、「なぜそれが必要なのか」という理由も一緒にお伝えするので、最後まで読めば「自分の家に何を用意すればいいか」がはっきりわかるはずです。

目次

なぜ「基本の備蓄」と「意外と役に立つ備蓄」を分けて考える必要があるのか

理由はシンプルです。防災グッズのリストを見ると、たいてい「水」「食料」「懐中電灯」「モバイルバッテリー」など、当たり前のものばかりが並んでいます。もちろんこれらはとても大切です。

しかし、実際に地震を経験してわかったのは、「命をつなぐための備蓄」と「生活の質を保つための備蓄」は、まったく別物だということです。

命をつなぐための備蓄が足りなければ、そもそも生き延びることができません。でも、命をつなぐだけの備蓄しかないと、避難生活が長引いたときに、想像以上にストレスがたまり、心が折れそうになります。

私が被災したときも、水や食料などの「基本の備蓄」はある程度用意していました。でも、数日間の避難生活のなかで「これがあったら良かったのに」「これのおかげで本当に助かった」と感じたのは、事前にはまったく想像していなかった意外なアイテムでした。

だからこそ、「基本」と「意外」の2段階で考えることが、後悔しない備蓄につながるのです。

実際に大地震を経験して感じたこと

私が経験した地震は、夜、家族が寝静まった時間帯に発生しました。突然の大きな揺れで飛び起き、真っ暗な部屋の中で何が起きたのかすら一瞬わからなかったことを、今でもはっきり覚えています。

電気はすぐに止まり、部屋は真っ暗。棚から物が落ち、食器が割れる音があちこちで響いていました。スマートフォンの明かりを頼りに家族の無事を確認し、外に出てみると、近所の人たちも同じように不安そうな顔で外に出てきていました。

その日から数日間、電気・水道・ガスが使えない生活が続きました。お店にも商品がほとんどなく、コンビニやスーパーの棚はあっという間に空になっていました。

このとき痛感したのは、「備蓄は、被災してから買いに行くものではなく、被災する前に自宅にあるべきもの」だということです。当たり前のようですが、実際に経験するまでは、その重みを本当の意味では理解していませんでした。

ここからは、そんな実体験をもとに、具体的にどんなものを備蓄しておくべきかを、カテゴリーごとに解説していきます。

【基本の備蓄】まず絶対に用意しておきたいもの

まずは、防災の基本中の基本、いわば「命をつなぐための備蓄」です。ここが揃っていないと、そもそも他のことを考える余裕すら生まれません。

飲料水(1人1日3リットル×最低3日分)

水は生きるために絶対に欠かせません。目安として、1人あたり1日3リットル、それを最低でも3日分、できれば1週間分を用意しておくと安心です。4人家族なら、3日分でも36リットルが必要になる計算です。「意外と重くてかさばる」ので、少しずつ買い足しておくのがおすすめです。

非常食(火や水を使わずに食べられるもの)

ライフラインが止まると、火を使った調理はできません。そのため、そのまま食べられる非常食を用意しておくことが重要です。乾パン、缶詰、レトルトご飯(水で戻せるタイプ)、栄養補助食品などが代表的です。実際の被災生活では、温かい食事がとれないだけで気持ちがどんどん沈んでいくので、できれば少しでも「おいしい」と感じられるものを選んでおくと、精神的にも助かります。

懐中電灯・モバイルバッテリー

停電時、真っ暗な中で動くことがどれほど怖いか、経験して初めて実感しました。懐中電灯は各部屋に1つずつ、そして家族の人数分用意しておくと安心です。また、スマートフォンは情報収集や連絡手段として命綱になるため、モバイルバッテリーも複数用意しておきましょう。

携帯ラジオ

スマートフォンの電池には限りがあります。電池式や手回し充電式の携帯ラジオがあれば、スマホの充電を節約しながら地域の情報を得ることができます。

救急セット・常備薬

けがをしたときの応急処置ができるよう、絆創膏や消毒液、包帯などをまとめた救急セットは必須です。持病がある方は、普段飲んでいる薬も多めにストックしておきましょう。

現金(小銭を含む)

停電時はキャッシュレス決済が使えなくなることがあります。自動販売機や公衆電話を使う場面も出てくるため、小銭を含めた現金を用意しておくことが大切です。

ここまでが、いわば「命をつなぐための基本装備」です。ここまでは、多くの防災サイトでも紹介されている内容だと思います。ここからは、実際に経験してわかった「意外と役に立った備蓄」について、具体的にお伝えしていきます。

【意外と役立つ備蓄】経験して初めてわかった、あって本当に良かったもの

ウェットティッシュ・体拭きシート

断水すると、当たり前だったお風呂やシャワーがまったく使えなくなります。数日間お風呂に入れないと、体の不快感が想像以上にストレスになります。このとき本当に役立ったのが、体を拭けるタイプのウェットティッシュでした。さっぱりするだけで気持ちが前向きになり、「たかが清潔感、されど清潔感」だと痛感しました。

大きめのゴミ袋(45リットル以上)

ゴミ袋は、ゴミを捨てる以外にも大活躍します。断水時には、45リットルの大きなゴミ袋を水を入れる容器の代わりに使ったり、簡易トイレの袋として使ったりすることができます。さらに、身体にかぶれば防寒対策にもなります。1つで何役もこなせる、まさに「万能アイテム」でした。

携帯トイレ(簡易トイレ)

断水時、実は真っ先に困るのがトイレです。水が流れないトイレは、あっという間に使えなくなります。携帯トイレ(排泄物を固めて処理できる簡易トイレ)は、被災中に「これがなかったら本当に困っていた」と痛感したアイテムのひとつです。1人あたり1日5回分として、最低でも3日分、できれば1週間分を用意しておくと安心です。

アイマスク・耳栓

避難所や、慣れない環境での生活は、想像以上に眠れません。周囲の物音や明かりが気になって、睡眠不足がどんどん積み重なっていきます。アイマスクと耳栓があるだけで、少しでも質の良い睡眠がとれ、翌日の判断力や体力の回復にもつながります。「防災グッズ」というと物々しく聞こえますが、実はこうした日用品こそ、心の余裕を保つために重要でした。

使い捨てカイロ

季節や地域によっては、停電で暖房が使えないことが命に関わることもあります。使い捨てカイロは、かさばらず軽いため備蓄しやすく、体を温めるだけでなく、気持ちを落ち着かせる効果もありました。

歯磨きシート・マウスウォッシュ

水が貴重なときは、歯磨きのために水を使う余裕がないこともあります。水を使わずに口の中をすっきりさせられる歯磨きシートやマウスウォッシュは、体調管理の面でも役立ちました。口の中を清潔に保つことは、感染症予防の観点からも意外と見落とされがちな重要ポイントです。

家族の写真・連絡先を書いたメモ

スマートフォンが壊れたり、充電が切れたりすると、家族や友人の連絡先がわからなくなってしまうことがあります。紙に書いた連絡先リストや、集合場所を決めておいたメモは、デジタル機器に頼らない「最後の砦」として非常に安心感がありました。

使い慣れたお菓子・嗜好品

栄養面だけを考えると軽視されがちですが、被災生活のなかで、普段食べ慣れているお菓子や好きな飲み物があるだけで、驚くほど気持ちが落ち着きました。非常時こそ、「いつもの味」に救われる場面があるのだと実感しました。

まとめ

最後に、もう一度お伝えします。

地震対策の備蓄は、水・食料・懐中電灯といった**「基本の備蓄」だけでなく、ウェットティッシュや携帯トイレ、アイマスク、使い慣れたお菓子といった「意外と役に立つ備蓄」**まで、両方をバランスよく用意しておくことが大切です。

「基本の備蓄」は命をつなぐためのもの、「意外と役立つ備蓄」は避難生活のなかで心を守るためのもの、と考えるとイメージしやすいかもしれません。

実際に大きな地震を経験して感じたのは、「備えは、いざというときに初めてその価値がわかる」ということです。特別なものを大量に用意する必要はありません。まずはこの記事で紹介したものから、少しずつで良いので、自宅に揃えてみてください。

今日という日は、これから起こるかもしれない地震にとって、いちばん備蓄しやすい日です。ぜひこの記事をきっかけに、ご家庭の防災グッズを見直してみてくださいね。

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